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製品紹介

専用検査装置

高精度異物評価装置 | IMAGE3000.RDL

高精度異物評価装置IMAGE3000.RDLは現行掻き分け目視検査で行われ
ている粉体の異物検査を高解像度カメラを用いて自動検査を行います。
・原材料の受け入れ検査
・製造工程前のロット抜き取り検査
・開発新素剤評価検査
等において異物混入数、大きさ分類、形状分類等グレード評価を行うことが出来ます。

※集塵機はオプションです。

検査方式

  1. 検査用充填シリンダーに検査粉体を投入し、蓋をして圧縮運転を行い内部エアーを除去します。
  2. シリンダを設定ピッチで押し上げ、上層面を掻き落とし撮像します。
  3. 撮像画像を画像処理し、欠点サイズ、形状、分類を実施、結果画像をモニター表示すると共にデーター格納を実施します。
  4. 検査モードは2モード選択可能です
    ・連続検査モード 検査速度優先モード、データー収集のみ
    ・欠陥停止モード 欠点発生時検査装置を停止して目視確認を行うことができます。
  5. 設定した検査量に達した時点で自動停止し、検査結果を保存、保存データーを分析評価後、帳票印刷できます。

特徴

【掻き落とし】

圧縮され、エアー抜きされたシリンダー内の粉体を設定量(50~500μm)押し上げながら表面層を掻き落とし撮像します。
内部に異物が埋もれること無く確実に撮像することが出来ます。

【撮像】

2000万画素モノクロカメラを使用し、33μmの高分解能で撮像します。
分光フィルターとの組み合わせにて赤系異物も確実に検出できます。

【照明】

独自のLED面発光照明を採用、粒子系材料でも粒子影が発生せず安定した検査が可能です。

【洗浄(接触部位)】

接触部位の部品は工具レスで簡単に取り外しが可能です。

品種選択

検査の諸条件は品種に登録し管理出来ます。
また、新しい品種を登録する際には、既存の品種を変更し登録することで簡単に登録可能です。
品種の登録・変更にはパスワード管理がありますので品質条件を一元管理できます。

検査実行

検査の際は操作の手順が対話形式で順次表示されますので手順に迷うこ とがありません。
品種の選択、ワーク準備、検査開始で1回の検査が実施出来ます。
検査結果は1回の検査毎に結果情報として記録されます。検出された欠点 毎にサイズや濃度、映像などが確認できます。

情報管理

検査で記録された検査結果は情報管理で呼び出して確認できます。
日時、品種、ロットNo.等の項目で検索し、一覧表示の中から目的の検査結果を捜すことができます。
検査結果を選択すると検査で検出された個々の異物の情報が一覧表示さ れます。
表示は項目毎にソートしたり、検査中の欠点画像をタイル状に一括表示して確認する事が可能です。

基本仕様

下記は基本性能仕様です。粉体の種類、処理量設定にて変わります。
*常設実験装置によるテストを受付中です。

  Model IMAGE3000.RDL
  撮像カメラ   2000万画素(5472×3648)
  処理量   1200cc/1バッチ
  分解能   33µm
  フイルター   ND+分光フィルター
  照明部   無影照明 LED調光256段階(品種設定登録)
  検査対象物   基本色 白色(色材料は要実験)
  最小検出能力   黒点基準50µm
 連続検査モード検査 時間

  30分以下

(検査時間は圧縮率にて異なります。

   上記時間に圧縮率を掛けた時間になります。)

  掻き落とし量   0.05/0.1/0.2/0.3/0.5mm 5段階品種登録設定
  検査モード   連続検査/欠点停止  2モード
  欠点分類グレード   点欠点:30分類
  • 濃度 濃→大きさ10段階
  • 濃度 中→大きさ10段階
  • 濃度 淡→大きさ10段階
  繊維:15段階
  • 濃度 濃→大きさ5段階
  • 濃度 中→大きさ5段階
  • 濃度 淡→大きさ5段階
  処理装置   IMAGE3000
  電源   AC100V 50/60Hz 1.5kVA
  (AC200V仕様はトランスが必要です。)
重量 215kg(オプションの集塵機を除く)

外形図

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